自然哲学研究会

Archive for 7月, 2014

キャベツが破裂しました。時期が来ると中から芯が出て

花が咲きます。キャベツ、レタス等葉が巻く植物はこの様にして

花を付けます。種を取らないので来週には畑を綺麗にして

次の作付に備えます。

昨日は久しぶりに最高気温が２５度以下で過ごしやすい

一日でしたが、夏野菜の成長に影響して収穫量は半減

しました。夏の涼しい日は喜んでばかりはいられない。

大長みどり茄子に花が付きました。収穫まで

もう少しです。

牛蒡の花が咲きました。種が採れる頃になると手袋や衣類に

付いて大変です。種の周りの埃のようなものは体についたら

その痒さは兵器として使えるのではないかと思うほど強烈です。

スイカが無事受粉していました。鶏卵大に育っています。

去年は１０．５キロの大玉を収穫したので今年も頑張ろう。

８月上旬には収穫です。

過日Y君が来訪しトマトの育て方を話し合っていたとき、

苗に表と裏があり実は表に生ると教えられたと話していました。

実際に観察してみるとその通りでした。真中が裏で左右が

表の様です。何十年も農業をしてきて初めて知りました。

農業は奥が深い。

香水を付けた麗人が畑に来たのかと錯覚するような良い香りが

漂っています。それは山芋の花からのものです。あまり知られて

いませんがその芳香に驚きます。先日の『哲子の部屋』で田舎の

匂いは堆肥と下肥の匂いだ等と言っていたが情けない。春を知らせる

沈丁花の香り、夏の到来を知らせる山芋の花の香り、夏の空気が

秋の空気に変わる時に咲く金木犀の香り、田舎には季節に匂いがある。

小さな花、秋にはむかごになります。

今朝は、まず細めのきゅうりのスティックに味噌を付けたもの、

先日採ってきた根曲り筍、レンジでチンしたとうもろこし、キャベツの

細切り、瓜揉み、サラダ（茹でたアスパラといんげん、トマトベリー、少し早めの

きゅうりを小口に切ってオリーブのドレッシングで和えたもの）

初物のオクラを薬味に入れた納豆、大長なすときゅうりの糠漬け

、きゅうりの水キムチ、浅漬けピクルス、辛み大根の間引き菜の

塩漬け、じゃがいもと玉葱の味噌汁、ごはん茶碗に軽く一杯、

飲み物は紫蘇ジュース、デザートはヨーグルトに梅ジャムでした。

鮮度の良い野菜は味だけでなく食感も楽しませてくれます。

肉、魚がありませんが満足！！

きゅうりをビニールハウスの網の中で栽培しているが、

成長が早くなり繁茂してきたので蔓の先を網の外に

出してあげたらご覧のように育っています。良い野菜を

収穫するのには植物の都合に合わせた適正な広さが

必要です。ちなみに左の山は堆肥です。

サイズ、育ち具合は市場で規定されている。このくらいのほうが美味いのに

と思っても市場には出ない。小生は日々成長する野菜については、料理、

好みによりサイズを選んでいる。市場に出ない、出せない最大のものは鮮度

です。魯山人の大根おろし、とうもろこしは鮮度がものをいう。新鮮野菜を

体験館で食してみませんか？